◆夏バテは何故起きるの
暑くなると、だるい、疲れが取れない、食欲がない、ボーッとするといった夏バテの症状を感じられる方も結構いらっしゃるはずです。この夏バテは高温多湿な環境での一種の適応障害と考えられています。
夏バテの原因としては、暑さによる疲労、体力消耗、発汗によるミネラル不足、食欲減退や消化不良による栄養バランスの偏り、睡眠不足、冷房等による体調不良などがあげられています。これらは以下のようなサイクルで悪循環も引き起こしてさえいます。
汗をかく → 水分やミネラルが失われる → 水分補給のために水分を取りすぎてしまう→ 胃腸への負担が増える→消化吸収の働きを落とす → 食欲がなくなり、食事があっさり気味になる → 消化不良が追い討ちをかけ栄養状態が悪くなる
◆夏バテ対策で考えることとは
それでは、夏バテを防止するには、どうしたらいいのでしょうか?それには、こうした原因を取り除けばよいことがお分かりただけると思います。すなわち、
・適切な食事で栄養バランスを保ち、こまめに水分、ミネラル補給をする
・適度な運動、十分な睡眠と休養で体力を維持する
・規則正しい生活リズムを保ち、空調も適度に行う
ことが必要になってきます。
特に食べ物対策が、夏バテ防止の最重要ポイントです。暑い国で食べられているような食事を見ると夏バテ防止の鍵が見つけられます。
・沖縄料理のゴーヤチャンプルー
ゴーヤにはビタミンやミネラル、ポリフェノールがいっぱい。豚肉にはたんぱく質、ビタミンB1が多く、体力回復に役立ちます。
・うなぎ料理
天然のマルチビタミンと呼ばれることもあり、ビタミンA、B群、D、E等の供給源 となります。
・カレーライスやエスニックフード
多くの香辛料が含まれ、自律神経を刺激、気分もしゃっきり元気を呼び戻します。ちなみに多くの香辛料にポリフェノー ルが含まれています。
また、夏野菜にもポリフェノールは含まれ、中には消化機能や利尿作用、免疫力を高めるものもあることが知られています。こうした食品も利用してバランスの取れた栄養を心掛けてみてください。
◆コーヒーは夏バテに効くのか?
ここからが今回の本題です。コーヒーは夏バテに有効なのでしょうか?夏バテ自体の医学的定義がないので、夏バテ自体とコーヒーの因果関係を詳しく研究した例は残念ながらありません。しかし、夏バテに有効な対策を見ると、コーヒーが貢献できる項目が多くあることに気づかされます。
・コーヒーにはカリウムが多く、水分やミネラル補給に適しています。
・コーヒーの中のカフェインは消化機能を助けます。
・コーヒーのポリフェノールは肝機能をサポートします。
・コーヒーの香りはリラックス効果があり、コーヒーブレイクは休養そのもの。
・コーヒーの中のカフェインには自律神経を刺激する作用もあります。
・目覚めのコーヒーはうだるような朝でも、元気に活動を開始するのを助け、正しい生活リズムを取り戻すのに役立ちます。

このように、コーヒーのある生活は、夏バテ予防にきっと貢献してくれそうですね。
コーヒーを上手く食生活に取り入れて、暑い夏を上手に乗り切りましょう!!


